叡山電鉄デオ710形−走行音
宝ヶ池
修学院
←クイックで再生(979KB)
叡山電鉄デオ710形−車両説明
京阪鴨東(おうとう)線を控え、旧型車の置き換えとワンマン運転を行うため、昭和62年に登場した
車両です。

車体は前面を傾斜させたほか、非貫通型となり、前照灯は窓上に2灯設置され、表示幕とともにガラス内に
納められています。
側面はワンマン運転に対応するためにデナ1型以降の片側2枚扉となったほか、中央部は固定窓が
設けられました。
本形式では唯一戸袋窓が無く、乗務員室の扉が引き戸になったのもこの車両からです。
また、冷房装置もこの車両から搭載されました。
制御装置はデナ23・24型の台車と主電動装置、主制御装置は京阪260型を流用しました。
当初は釣り掛け駆動方式でしたが、後に主電動機は阪神から、台車は新造してカルダン化されています。

登場時はクリームとえんじ色のカラーリングで活躍していましたが、現在はデオ711号車がクリームに
緑帯の山をイメージしたカラーリングに、デオ712号車はクリームに赤帯の紅葉をイメージした
カラーリングにそれぞれ変更されています。
【TOP】【私鉄・三セク】【叡山電鉄】【デオ710形】【走行音】