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京阪鴨東(おうとう)線を控え、旧型車の置き換えとワンマン運転を行うため、昭和62年に登場した 車両です。
車体は前面を傾斜させたほか、非貫通型となり、前照灯は窓上に2灯設置され、表示幕とともにガラス内に 納められています。 側面はワンマン運転に対応するためにデナ1型以降の片側2枚扉となったほか、中央部は固定窓が 設けられました。 本形式では唯一戸袋窓が無く、乗務員室の扉が引き戸になったのもこの車両からです。 また、冷房装置もこの車両から搭載されました。 制御装置はデオ200型の台車と主電動装置、主制御装置は京阪260型を流用しました。 当初は釣り掛け駆動方式で、平成4年に台車がコロ軸受化されましたが、平成14年から京阪1900系の 台車と主電動装置を採用してカルダン駆動化され、デオ721号車を最後に本形式から釣り掛け駆動方式の 車両が消滅しました。 現在はクリームとえんじ色のカラーリングで活躍していますが、数年かけて本形式の塗装変更が実施 されており、もう間もなくデオ720形にも新塗装の車両が登場するものと思われます。 |
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