叡山電鉄デオ720形−走行音
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叡山電鉄デオ720形−車両説明
京阪鴨東(おうとう)線を控え、旧型車の置き換えとワンマン運転を行うため、昭和62年に登場した
車両です。

車体は前面を傾斜させたほか、非貫通型となり、前照灯は窓上に2灯設置され、表示幕とともにガラス内に
納められています。
側面はワンマン運転に対応するためにデナ1型以降の片側2枚扉となったほか、中央部は固定窓が
設けられました。
本形式では唯一戸袋窓が無く、乗務員室の扉が引き戸になったのもこの車両からです。
また、冷房装置もこの車両から搭載されました。
制御装置はデオ200型の台車と主電動装置、主制御装置は京阪260型を流用しました。
当初は釣り掛け駆動方式で、平成4年に台車がコロ軸受化されましたが、平成14年から京阪1900系の
台車と主電動装置を採用してカルダン駆動化され、デオ721号車を最後に本形式から釣り掛け駆動方式の
車両が消滅しました。

現在はクリームとえんじ色のカラーリングで活躍していますが、数年かけて本形式の塗装変更が実施
されており、もう間もなくデオ720形にも新塗装の車両が登場するものと思われます。
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