叡山電鉄デオ730形−走行音
宝ヶ池
修学院
叡山電鉄デオ730形−車両説明
京阪鴨東(おうとう)線を控え、旧型車の置き換えとワンマン運転を行うため、昭和63年に登場した
車両です。

車体は前面を傾斜させたほか、非貫通型となり、前照灯は窓上に2灯設置され、表示幕とともにガラス内に
納められています。
側面はワンマン運転に対応するためにデナ1型以降の片側2枚扉となったほか、中央部は固定窓が
設けられました。
本形式では唯一戸袋窓が無く、乗務員室の扉が引き戸になったのもこの車両からです。
また、冷房装置もこの車両から搭載されました。
制御装置はデオ301・302の主制御装置を採用しましたが、同車は特殊な機器が多く採用されていた
ため、主電動機と台車は京阪1800系の物を流用しており、当初からカルダン駆動方式となっています。

クリームとえんじ色のカラーリングで活躍していますが、順次新塗装に変更する作業が進められており、
後数年でオリジナルのカラーリングが姿を消すものと思われます。
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