宝ヶ池 | 修学院 | ←クイックで再生987KB |
京阪鴨東(おうとう)線を控え、旧型車の置き換えとワンマン運転を行うため、昭和63年に登場した 車両です。
車体は前面を傾斜させたほか、非貫通型となり、前照灯は窓上に2灯設置され、表示幕とともにガラス内に 納められています。 側面はワンマン運転に対応するためにデナ1型以降の片側2枚扉となったほか、中央部は固定窓が 設けられました。 本形式では唯一戸袋窓が無く、乗務員室の扉が引き戸になったのもこの車両からです。 また、冷房装置もこの車両から搭載されました。 制御装置はデオ301・302の主制御装置を採用しましたが、同車は特殊な機器が多く採用されていた ため、主電動機と台車は京阪1800系の物を流用しており、当初からカルダン駆動方式となっています。
クリームとえんじ色のカラーリングで活躍していますが、順次新塗装に変更する作業が進められており、 後数年でオリジナルのカラーリングが姿を消すものと思われます。 |
【TOP】−【私鉄・三セク】−【叡山電鉄】−【デオ730形】−【走行音】 |