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デオ800形のマイナーチェンジ車として、平成5年に登場した車両です。 車体は先に登場しているデオ800形2次車(802編成)を踏襲した形になりましたが、足回り関係は
デオ800形の2両ユニット方式から、1M方式に変更され、型式番号も810番台となりました。 主要機器が京阪500型の流用品で、台車の車輪径が760mmであったため、以後、叡山電鉄では 車輪径の標準が860mmから、760mmに改められました。 パンタグラフは、叡山電鉄では初めてとなる、下枠交差型パンタグラフが各車両出町柳方に設置され、 同じく鞍馬方には、屋上に補助電源装置が設置されています。 813編成からは編成一ヶ所に車椅子スペースが設置されています。 カラーリングは811編成が、グリーンとブルーの帯、813編成が藤色とブルーで、何れも2本の帯の 間隔は開いており、815編成は、外装が大きく変更され、環境保護を訴える「エコモーション号」として落成、 後に「こもれび号」に改名して活躍しています。 この815編成は、デオ800系列で唯一、スカートを履いた車両となっています。 当初はツーマン運転用の車両として活躍していましたが、平成16年の全列車ワンマン化に伴い、 全編成がワンマン改造されています。 |
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