叡山電鉄デオ900形−走行音
修学院
宝ヶ池
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叡山電鉄デオ900形−車両説明
貴船・鞍馬方面への観光輸送てこ入れを図る目的で、平成9年に登場した車両です。

新緑や紅葉の風景を堪能できる型破りなパノラミック構造を特徴としており、客室からの眺望を出来るだけ
良くなるように、外観の大半をガラスが占めており、前面構造は平面ガラスだけで構成し、肩部には
連続した天窓が取り付けられました。
内装は、1+2列の固定クロスシートが基本で、運転台に向かって左側には1列掛けのシートが並び、
右側の4席8人分は窓に向けられており、こちらの側窓は超特大の固定窓となりました。
ガラスは熱線吸収ガラスを採用して、カーテンを廃しています。
また、車端部は、談話コーナーとなっており、小さなテーブルが設けられております。
車端部の窓は、曲面ガラスです。
制御装置は、抑速ブレーキ付抵抗制御装置で、制動装置は電気指令ブレーキ、走行系はデオ800形を
踏襲した電動車2両ユニット方式となり、デオ901形には叡電初のシングルアームパンタが採用されました。

カラーリングは901編成が、紅葉をイメージしたメープルレッドとアースベージュ、903編成はもみじが
色づき始めた初秋をイメージしたメープルオレンジとなっています。

当初はツーマン運転用の車両として活躍していましたが、平成16年の全列車ワンマン化に伴い、
全編成がワンマン改造されています。
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