西日本旅客鉄道221系−走行音
加古川
宝殿
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西日本旅客鉄道221系−車両説明
JR発足後、ニューコンセプトによる『アメニティライナー』として平成元年に登場した車両です。

前面形状は後退核15°、大型曲面ガラスとプラグドアをR6000でまとめ、全体が一体化したフォルムと
なったほか、側窓は扉間の4連窓と戸袋窓を基本に構成して側窓と側扉窓の高さを合わせ、グレーの
熱線吸収ガラスも採用されました。
側扉は117系の片側2ヶ所から片側3ヶ所となり、車内設備の出っ張りを無くして客室空間を極力確保の
上、妻側の配電盤を床下装架したことで片側3扉ながら117系並の座席数を確保しています。
外装はピュアホワイトを基調とし、アクセントとして新快速のシンボルカラーでもあるブラウン、JR西日本の
コーポレートカラーのブルーのラインを配し、軽快感とグレート感を表現しています。
制御装置は界磁添加励磁制御が採用され、制動装置は電気指令ブレーキで非常ブレーキに関しては
高速域でのブレーキ力をむ確保するために増圧機構が付加されました。
尚、JR神戸線などでの潮風の影響を考慮して海側に空制部品、山側に電気部品を振り分けています。

221系はユニットタイプの221形と1M方式の220形に分類され、220形を構成する編成が最短の2両、
221形では最短4両で、221形と220形を組み合わせて6両や8両に構成しています。
当初はJR神戸・京都・琵琶湖線新快速の主力車両、JR大和路線の主力車として113系や117系を置き
換えましたが、新快速運用の方は後継車の223系1000番台、同2000番台の登場で退き、主に同線の
快速・普通運用やJR奈良線・JR阪和線の快速運用などで活躍を続けています。
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