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平成7年、阪神・淡路大震災の復興と、更なる輸送力増強と輸送クオリティーの向上を目指して登場した 車両です。
関西国際空港のアクセス用列車として登場した223系0番台がベースとなり、先頭形状は前照灯の形状が 変更されました。 車体は0番台と同じ軽量ステンレスになりましたが、幕板と腰板にビートプレスが2本ずつ入り、側窓は 0番台の4連窓から5連窓へ変更の上、車端部を除いて戸袋窓が廃止となり、ラッシュ時の対策として 側扉間の座席を一列少なくした5列とし、側扉付近の固定腰掛けの一部は一斉に自動ロックが行える 補助シートが内蔵されています。 車両性能はMc−Tcの2両編成からあらゆる編成パターンに対応できるように、制御装置・補助電源装置・ 電気空気圧縮機といった主要機器をM車に集約させ、T車は低重心化のために空調装置がセパレート タイプとなり、コンプレッサーユニットは床下に搭載されました。 制御装置は補助電源装置と一体化され、補助電源が故障したときにモーター一個を解放して回路を切り 替えることにより、バックアップが可能になりました。 制御素子がGTOサイリスタからIGBT素子に変更されています。 平成9年にも増備が進められましたが、平成11年からはマイナーチェンジを行った2000番台に移行した ことから、8両編成9本・4両編成5本の計92両に止まっています。 |
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