近鉄通勤車に進められている車体更新工事ですが、2006年以降になって登場した更新車は
今までの更新メニューとは異なる内容になっている模様です。 今回、偶然に出くわした大阪線の2610系2620編成(X20編成)を例にとって紹介したいと思います。 2610系2620編成(X20編成)の外観です。 今まで更新を受けた車両は転落防止幌や乗務員室扉と乗降扉の上に水切りが設置されるぐらいの
変化しか見られませんでしたが、今回の更新車は目に見えて更新されたと判るぐらいの変化があります。 それでは下の二枚の画像をご覧下さい。 この様に一部の側窓が従来の『2連窓・一段下降式』から『一枚窓・固定式』に変更されているのです。
更に・・・ 中央に位置する扉間の2連窓は改造されずに残っていますが、ピラーが
VVVF車(3200系〜5800系までの車両)と同じ黒色処理に変更されました。 次は内装関係です。 内装はシリーズ21に準じた内装に変更されています。 但し、空調関係などの天井見附は手が加えられていません。 次は座席です。 座席は今回の更新車からモケットが変更されています。 最後に・・・ 一枚窓を車内側から撮影したものです。 既に奈良線や南大阪線にも同様の更新を受けた車両が走っている模様で、今後はこのタイプの更新車が
増えていくものと思われます。 |
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