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京都市交通局烏丸線の車両として昭和56年に登場しました。 車体はアルミ合金製で、将来の近鉄乗り入れを考慮して集電方式は直流1500Vの架空線式に20m級
車体を採用しています。 前面は非常扉を車体中央からやや左によって設置されており、先頭形状は「く」の字を描き、尚かつ
額縁型のデザインとなりました。 尚、前面貫通扉と側面幕板部は緑色の帯を配しています。 制御装置は回生ブレーキ付き電機子チョッパで、制動装置は電気指令ブレーキ、当初から冷房装置を 搭載、中間車両には車椅子スペースも設置されていました。 昭和63年になって京都〜竹田間の延伸開業に加えて、近鉄京都線との相互直通運転を行うことによって
登場した増備車は車体構造を中心に変更が行われ、前面デザインが額縁から丸みを帯びたデザインに 変更された上、非常用の貫通扉には窓を増設。 内装関係は、先頭の一部箇所を除いて側面にも方向幕が設置されたほか、内装関係では貫通扉の ガラス面積が大型化され、空調は冷風口がラインフロー化の上、ラインデリアの設置も行われています。 また、側窓もRが丸みを帯びたものに変更されましたが、1次車に編入された編成に関しては外観を 1次車に合わせた関係で窓の角がRの無いものとなっています。 尚、平成9年に登場した1118編成〜1120編成の3編成は、車内案内表示装置が取り付けられました。 現在は国際会館〜近鉄京都線・新田辺の普通運用の他、国際会館〜近鉄奈良線・奈良までの運用では
近鉄線内で急行運転を行っております。 |
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