大阪市交通局20系−走行音
荒本
長田
荒本
長田
荒本
長田
大阪市交通局20系−車両説明
大阪市交通局中央線の深江橋〜長田間延伸用車両として昭和59年に登場しました。

車体は10系に準じたアルミ合金製で、集電方式は直流750Vの第三軌条式です。
前面は非常扉を向かって左側に寄せ、前照灯や尾灯は10系の丸形から角形に変更されたほか、10系
とは異なり、灯火類はフロントガラスの外に設置されました。
制御装置は回生ブレーキ付きVVVFインバータで、制動装置は中央線配属の車両は抑速ブレーキ付き
電気指令ブレーキ、谷町線配属は抑速ブレーキ未搭載の電気指令ブレーキを採用しました。

昭和60年から量産車が登場した同車は、冷房車の線区別両数を考慮して、中央線に6両編成7本、
谷町線に6両編成9本が配置され、抑速ブレーキを持つ中央線用は0番台、抑速ブレーキ無しの
谷町線用は30番台に区分されました。

平成18年から近鉄東大阪線(現・けいはんな線)の生駒〜学研奈良登美ヶ丘間の延伸に伴い、谷町線
配属の6両編成9本が全て中央線へ転属する事となりました。
また、20系全車両が近鉄線内の高速化とワンマン運転に対応した改造が行われ、その際に制御装置も
併せてGTOサイリスタからIGBT素子へ変更されています。
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