大阪市交通局新20系−走行音
吉田
荒本
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大阪市交通局新20系−車両説明
在来の30系と50系の置き換えを目的に平成2年に登場しました。

車体は軽量ステンレスに変更され、側窓は一段下降式となっています。
前面は傾斜が付けられ、前照灯は窓下中央に2灯、尾灯はLED化して額縁部分に埋め込み、方向幕は
再びガラスの内側に設置されました。
尚、この車両から側面にも行先表示装置が設置されています。
制御装置は回生ブレーキ付きVVVFインバータで、制動装置は電気指令ブレーキを採用していますが、
中央線に配属された車両は抑速ブレーキ付きとなっており、千日前線に配属された車両は車内信号方式
となっています。

平成4年度の増備車から車椅子スペースが設置されるようになり、それまでに登場した新20系も新たに
車椅子スペースが設置されました。
また、平成9年度の増備車からは車内案内表示装置を設置、それ以前の車両にも順次、取り付けが
行われています。
この車両は形式称号が旧20系と同じながら実際は5桁となっており、千の位で使用線区、百の位で
電動車と付随車の区分を表しており、路線区毎に21系、22系と言うように表現したりします。
(21系・御堂筋線、22系・谷町線、23系・四つ橋線、24系・中央線、25系・千日前線

平成18年から近鉄東大阪線(現・けいはんな線)の生駒〜学研奈良登美ヶ丘間の延伸に伴い、谷町線に
配属されていた旧20系とトレードする形で中央線の24系7編成と元OTS系(大阪港トランスポート
システム)の2編成が転属しており、谷町線の22系は第1〜19編成が当初からの配属車、第55〜
63編成が中央線の転属編成で番号が重複しないように原番号+50となっておりますが、内の第62編成と
第63編成は元OTS系となっています。
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